医療用ウィッグをテープで固定する
ストーリーの医療用ウィッグは、着用中に医療用ウィッグがズレてしまうことを防ぐため、医療用ウィッグの前方に1ヶ所、ウィッグ専用のクリップ(くし型ピン)を付けてお届けしています。
ウィッグ用クリップは自分の髪に留めて使うものなので、自髪がない場合にはクリップを外してご使用いただくこともできます。
医療用ウィッグからウィッグ用クリップを外してしまうと気になるのが、医療用ウィッグがズレないか・・ということですよね。
そんな時は医療用両面テープをご使用していただくことで、ズレ問題は解消できます!
医療用ウィッグやかつらで使う医療用両面テープとは、傷口に貼るバンドエイドなどの絆創膏に用いられるような、皮膚にやさしい接着成分を使った両面テープです。
医療用両面テープを購入したらまずはパッチテストを!
医療用ウィッグ ブライトボブ CS-15
医療用両面テープを1センチ位に切ったものを腕の内側など目立たない所に貼り、30分後・12時間後・24時間後と肌に異常がないか時間経過とともに確認して下さい。
途中で肌に異常を感じた場合にはテープをはがし、水で洗い流し様子をみて皮膚科など医療機関へご相談ください。
特に治療中の場合には皮膚が敏感になっている場合もありますので、ご注意くださいね。
医療用両面テープは医療用ウィッグのどこに貼るの?
医療用ウィッグストーリーの製品には、もみあげの部分に両面テープ接着シートがあります。
両面テープ接着シートからはみださないように、その部分に収まる大きさに医療用両面テープを切って貼って下さい。
写真の点線で表している部分が医療用両面テープです。
ネット状のベース部分に医療用両面テープを貼ってしまうと、医療用ウィッグを外すときに医療用両面テープがはがれにくくなります。
また、無理にはがそうとすると医療用ウィッグのネットが破れてしまう恐れもありますので、ベースにテープを貼って固定することはおすすめしておりません。
医療用両面テープ固定のためのヒント
医療用両面テープで医療用ウィッグを固定させたいときは、まず医療用両面テープを貼った両面テープ接着シート部分に触れないように医療用ウィッグを着けます。
医療用ウィッグを着ける位置を決め、固定したい位置を確認してから、テープを貼った部分を押さえて接着させるとお好みの位置に固定することができます。
医療用両面テープは何回か貼ったり外したりを繰り返すと粘着力が弱くなってくるので、その場合は新しい医療用両面テープに貼り替えましょう。
医療用両面テープをはがす時にはウィッグ用リムーバーを使いましょう
ウィッグ用リムーバーとは、かつらや医療用ウィッグに使う両面テープの接着力を弱めてをはがしやすくする液のことです。
両面テープにウィッグ用リムーバーを馴染ませて数分おき、粘着力が弱くなってからはがすと、テープのカスが残らすキレイに取ることができます。
医療用ウィッグストーリーで販売している両面テープは、標準的な接着力の医療用両面テープ(3M clear type)と、やや強めの接着力のスーパーテープの2種類です。
初めて両面テープを使う場合には、接着力がほどほどで扱いやすい医療用両面テープ(3M clear type)をオススメします。
肌の状態や医療用ウィッグを使う環境によっては、医療用両面テープの接着力ではもの足りなく感じることもあると思います。
そんなときは、医療用両面テープより強力なスーパーテープを使ってみてくださいね。
スーパーテープに使われている接着成分も皮膚への安全性が確認されている製品なので、安心してご使用ください。(パッチテストは忘れずに♪)
スーパーテープよりも接着力の強い両面テープや、リムーバー・ウィッグ台やウィッグ用クリップなど、医療用ウィッグを使うときに役立つ備品を取り揃えておりますので是非チェックしてみてくださいね。