2020.01.20
ヘアアイロンにトライ!医療用ウィッグの簡単セルフスタイリング
本日のお客様は浜松からお車でお母様とご一緒にご来店いただいた30代のT様。
抗がん剤治療の1回目を終え、まだ脱毛はみられないものの、前もって医療用ウィッグをご用意されたいとのご希望でご来店くださいました。
医療用ウィッグを着けるのは初めてのため、自毛のまとめ方やヘアネットの着け方など練習を兼ねご自身でご試着していただきました。

T様自身のスタイルがワンカールのミディアムストレートのため、似たスタイルをご検討のようでしたが、それとなく手にとったラフィネウェーブ(CM−21)が予想以上にヒット!
女性らしく柔らかい雰囲気のヘアスタイルがT様にとてもお似合いです。
実際に着けてみるまで正直あまり期待していなかったとおっしゃっていたお母様も「すごく自然!かわいい!!」と大喜び。

しかしラフィネウェーブのゆるふわなカールセットが「難しそう」と心配のご様子。スタイリングにはあまり自信がないそうです。
ストーリーの医療用ウィッグは人毛30%と形状安定の耐熱人工毛70%のミックス毛。
そのため人毛だけのウィッグよりカールは長持ちしますが、それでもご使用いただくうち初めにくらべて崩れてくるためセット直しが必要となります。
せっかくサロンにお越しいただいたので、実際にヘアアイロンを使った医療用ウィッグのセットにトライしていただくことに。

ゆるふわなカールを作るには太め(32mm)のアイロンを選びがちですが、中間(25mm)ほうが巻きやすく、アイロン初心者にもおススメ。
ポイントは
@アイロン温度を低温(100℃前後)に設定する
A巻いた髪を10秒ほどそのままキープする
B髪の温度が下がるにつれてカールがより安定するので粗熱とれるまであまり触れない
カールが安定したら手ぐしを入れ、お好みのカールに仕上げてみてくださいね。
最初は髪を巻くのに苦戦?されていたT様ですが、繰り返しているうちに「意外とできるかも!」と頼もしいお言葉をいただき、美容師もスタッフも一安心。
コツさえ押さえれば案外簡単にセルフスタイリング出来るんですよ♪
セットやケアの方法などご不明なことがございましたら、いつでもお気軽にお相談ください。
<追記>医療用ウィッグ ストーリーは2022年6月末をもちましてサロンサービスを終了いたしました。長らくのご利用まことにありがとうございました。
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